「ウエディングミュージックアドバイザー認定講座」初講座が開催
[ 2019/12/19 ]
The Professional Weddingで「ウエディングと音楽のチカラ」を連載中のウエディングプランナー 岡村 奈奈さんが、「ウエディングの音楽に携わる人のスキルアップと地位向上をしたい!」と、ブライトの夏目 哲宏さんと創設した「ウエディングミュージックアドバイザー認定講座」の初講座が開催されました。
認定試験の概要のほか、認定講座のダイジェスト版として
「ウエディングミュージック基礎」から
「『BGMはどうやって選べばいいですか?』という質問にどう答えるか」
「新郎の親戚が当日休憩に歌いたいと申し出たらどう対応するか」
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「ウエディングPA基礎」から
「新郎新婦または会場スタッフにマイクの扱いをレクチャーする時間が3分あったら何を伝えるか」
「マイクトラブルの対処法」
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「コミュニケーション基礎」から
「『普段音楽は聴きますか?』という質問の打ち合わせでの有効性」
などについて、岡村さんの考え方やヒントが紹介されました。
後半は夏目さんによる「ブライダル事業と音楽著作権」講座。著作権保護についての基礎や、「よくある誤解」について、具体例を交えて紹介されました。
「ウエディングミュージックコンサルタンツ協会(wmca)」は会員制ではなく(入会費や年会費などはない)、認定講座・試験運営のために立ち上げられた協会。誰もが学びや発展の機会を得られる場にしたいとのこと。
音響オペレーターの地位向上を図り、新郎新婦からも、プロからも、学生などからも憧れられる存在を作りたい、と語られました。
また、この認定を受けた人が全国の専門学校の音響演出授業の講師をしたり、機材のコンサルや音楽プランのコーディネーターなど、平日の「ウエディングの音楽のプロ」としての仕事のバリエーションを広げていくことも目指したいとのことです。
今回は音響に携わる方の参加が多かったようですが、音響とプランナー(できればキャプテンなども)が共に理解していてこそ、よりウエディングの音楽は発展していくはず。
10名集まれば全国どこでも講座と試験を開催されるそうですので、ぜひプランナーさん、音響さんが一緒に学んでみてはいかがでしょうか。
認定試験は20年2月頃から順次開催予定とのことです。